昨夜は午前3時半までパソコンに向かってしまった。おかげで夜勤明けに帰ってくるオノと朝食を一緒に食べて出発する予定だったが、7時半にいったん彼を迎えた後、正午頃まで再び眠ってしまった。
午後1時ごろ、まだ眠たそうなオノに別れを告げてクルンボーグを出発する。
次の目的地は再びドイツ、デュッセルドルフ近くのカイエンベルグという村。ここには南米で2度会ったイギリス人ライダー、クリス・ブライトの両親が住んでおり、ご招待を受けたのである。
天候がすぐれず、200キロの道のりの途中で激しい雨に降られたりしたが、午後5時ごろブライト家に到着、元軍人のガッシリとしたご主人が迎えてくれた。
ご主人はすでに引退されているが、奥さんは某日系の企業にお勤めである。彼女の帰りを待ってから、近くのレストランに夕食に連れていってもらった。
クリスは自分の事をイギリス人と表現したので、なんで両親がドイツに住んでいるの?と思いきや、いろいろと訳がある。クリスのお父さんはスコットランド人だが、英国兵としてドイツに駐屯したとき、そのままドイツが気に入って移住した。そしてフランス人の奥さんと出会い、クリスが生まれたのである。さすがヨーロッパ、いろんな国の事情が絡んでいるのだ。
楽しい食事の後、家に戻ってクリスの部屋でのんびりとくつろいだ。そんなクリスは、今ごろアンデスの山中のはず・・・。僕の分まで頑張って!
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